富岡町次世代継承 聞き書きプロジェクト 『おせっぺ とみおか』

趣意文

2014年5月吉日

 東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所の事故から、2014年3月で3年が経ちました。原発避難地域(本プロジェクトは福島県富岡町を対象としています)の子どもたちは、突然の避難を強いられたまま、町の復興の目処さえ立たぬ中で、今なお地域から分断させられた状態にいます。

 富岡町次世代継承 聞き書きプロジェクト 『おせっぺ とみおか』では、富岡町の中高校生たちが、地域の高齢者を中心とした住民への「聞き書き」という手法を通して、自らが育った地域の歴史・風土、先人たちの教えなど有形無形の財産を学び、そうした、故郷に脈々と息づいてきた<暮らし>を継承する行為から、今後の避難生活を乗り切り、将来を生き抜いていける力を養うことを目的としています。

 また、この「聞き書き」が、子ども、親、高齢者をつなぎ、そこに関わったすべての人たちが、ともに支え合いながら避難生活を乗り切る力となるよう実施していきたいと考えております。何卒、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

原発避難地域中高校生 「聞き書き」 プロジェクトチーム
共同代表 佐藤彰彦
市村高志